悩みタイトル

夜寝つきが悪い
眠りを維持できない(朝までに何度も目が覚める)
朝早く目が覚める
眠りが浅く十分眠った感じがしない
寝ても疲れが取れない
などの症状はありませんか?
上記に当てはまる場合は不眠症かもしれません。
また不眠と言っても「眠れない」という夜間の苦痛だけではありません。日中(仕事中や授業中、活動中)の眠気や、身体のだるさ、集中困難など、心と身体にさままな影響を及ぼすこともあるので眠れない以外でも当てはまる場合は不眠症の可能性があります。

不眠症に対する当院の考え

不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りを維持できない、朝までに何度も目が覚める)・早朝覚醒(朝早く目が覚め、寝付けない)・熟眠障害(睡眠時間は取れているが、眠りが浅く十分眠った感じがしない)などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、‘’日中‘’に倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲低下などの不調が出現する病気です。
不眠症の症状を大きく分けると
・ 長期間(1ヶ月以上)にわたり夜間の不眠が続いている
・ 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下している
このような問題が起きている場合は、不眠症と判断できます。
また気を付けていただきたいのが、睡眠時間は問題ではないということです。
先ほどもお伝えしたみたいに、睡眠不足により「日中に不調が出現する」ということが問題であるので
睡眠時間にとらわれず、日中に支障があるのかを考え判断してください。

なぜ不眠症になるのか、その原因

不眠症になる原因としては1つだけということはなく、複数の要因が重なって不眠症になることも少なくありません。
ストレスや病気、食べ物や薬、環境などさまざまあり、
その様々な原因から体内時計の調整が上手く行えなくなると不眠症の症状が出てきます。
その原因を大きく分類すると
1.環境要因
2.身体要因
3.心の要因
4.生活習慣要因
に分けることができます。

具体的に説明すると
1.環境要因
時差がある場所、枕が変わる、騒音、光の明るさ、寝室の温度や湿度などの影響など
2.身体要因
年齢、性差、頻尿(腎臓病・前立腺肥大)、痛み(関節リウマチ)、高血圧や心臓病(胸苦しさ)・呼吸器疾患(咳・発作)・アレルギー疾患(かゆみ)など
3.心の要因
悩みやイライラ、緊張感などの精神的ストレス、睡眠に対するこだわり、うつ病(早期覚醒と日内変動(朝は無気力で夕方にかけて元気がでてくる)の両方がみられる)など
4.生活習慣要因
アルコール、ニコチン、カフェインの摂取、薬の副作用(降圧剤・甲状腺製剤・抗がん剤など)、運動不足、シフト制などの勤務時間の変動により体内リズムが乱れる
といったものがあげられます。
この中の1つまたは多数が当てはまると不眠症になりやすいので
ご自身がどれに当てはまるか、1度チェックしてみてはいかがですか?

不眠症の軽減方法

不眠症の改善方法としての第一歩は先に挙げたようなさまざまな不眠の原因を診断し、取り除くことです。
例としては
・就寝・起床時間を一定に統一する
体内リズムが狂うと寝付きにくくなり、不眠になりやすいので一定の時間に決めてしまい、平日、休日にかかわらず同じ時間に起床就寝する習慣を身に着けてください。
・日光を浴びる
日光を浴びるなど強い光には体内リズムの調整に働きます。早朝に日光を浴びることで夜に眠くなる習慣が身に付き、不眠を解消できるかもしれません。
・適度な運動を行う
適度な肉体的(身体的)疲労は眠気を起こし、深い睡眠を生み出してくれます。
短時間の激しい運動より、長時間の有酸素運動がより効果的です。
・ストレス解消、リラックスタイムを作る
ご自身でのストレス解消法を見つけ出し、ストレスをできるだけ溜めない生活を心がけるのも1つです。
またリラックスタイムを作ることで、身体の”自律神経”の乱れが整い、体内リズムの調整に働きます。

当院オススメの軽減メニュー

当院では上記に挙げた不眠症の改善方法のうち
自律神経の乱れに対するアプローチを行っております。
自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールし
本人の意思とは関係なく24時間働き続けています。
昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があり、
この2種類の神経の中で、当院の治療で注目するのは「副交感神経」です。
副交感神経の働きが弱まってしまうと、心と身体はリラックスしにくくなり
体内リズムが狂ってしまい、睡眠に悪影響が出ます。
すなわち睡眠には「副交感神経」が優位に活発に働くことが大切なのです。

当院では、その自律神経の乱れを改善させる治療として
“全調整鍼”といった東洋医学的な考えで身体に鍼をしていきます。
まず腹診と呼ばれる検査を行い、反応があった場所に準ずるツボを手足に取り
鍼でアプローチすることで、気の流れがスムーズになり、ストレスが緩和され
交感神経を抑制し、副交感神経を優位に働かせます。
副交感神経が優位になる状態を作り
身体に覚えさせることで不眠症の改善を促進させていきます。
患者様からは「よく寝れるようになった」や「寝つきがよくなった」などのお声をいただいているので
同じような症状でお悩みの方は、1度受けてみてはいかがでしょうか?

施術頻度はどのくらいか

治療の頻度、期間ですが
自律神経の乱れを改善するにはおおよそ3ヶ月〜6ヶ月、週に1回または2回が目安です。
なぜなら自律神経の乱れは、生活リズムやストレス、疲労などが日々の生活の中で蓄積して、交感神経が過剰に反応し、副交感神経の働きが抑制され、睡眠を妨げるからです。
1度の治療だと一時的には自律神経の乱れが改善されたとしても、日常生活を営む中でまた副交感神経が抑制され、乱れてしまうからです。
自律神経の乱れが改善した状態を身体に覚えさせ、様々な要因を排除していくのには、最低でも3ヶ月〜6ヶ月の期間が必要になります。